
Intel MacBook Proに長らくインストールしていたウィルス対策ソフトのAviraですが、macOS自体にもXProtectやGatekeeperの機構が備わっているということもあり、アンインストールすることにしました。今までありがとう、Avira。
公式サイトにアンインストール手順は掲載されている
ネットで「Avira アンインストール」を検索すると、完全に削除する方法の紹介記事が見つかりますが、Aviraの公式サイト(英語)にもアンインストールの手順は掲載されています。
- Finderで
アプリケーション
フォルダを開く。 Avira
をゴミ箱にドラッグ&ドロップする。完了
をクリックする。- ゴミ箱を空にする。
設定
アプリ→一般
→ログイン項目と機能拡張
(macOS Sequoiaの場合)を確認すると、バックグラウンドでの実行を許可
にAvira Security
が追加されていたり、機能拡張
にはエンドポイントセキュリティ機能拡張
というものが追加されていたりするので、これらを消すのは大変そうな気がしましたが、公式の手順通りでアンインストール作業を行ってみました。
公式サイトの手順でアンインストールしてみた
公式のアンインストール手順のとおり、Finderでアプリケーション
フォルダを開いて、Avira Security
をゴミ箱に入れてみました。

すると、続けると、これらの機能拡張は削除されます。
というメッセージが表示されるので、続ける
ボタンを押して続行すると、Macにログインしているユーザーのパスワード入力画面が表示されました。
パスワードを入力すると、Avira Security
のアプリケーションアイコンはゴミ箱に入り、エンドポイントセキュリティ機能拡張
は設定
アプリのログイン項目と機能拡張
から消えていました。
ログイン項目と機能拡張
のバックグラウンドでの実行を許可
にもAvira Security
が表示されていましたが、一度一般
の画面に戻って再びログイン項目と機能拡張
を開くと、Avira Security
が消えていました。
公式の手順と少し違うけど、Aviraをアンインストールできました
私の環境(macOS Sequoia 15.7.1)では、以下の手順でAvira
をアンインストールできました。(2025年10月15日現在)
- Finderで
アプリケーション
フォルダを開く。 Avira Security
をゴミ箱に入れる。- 確認メッセージの
続ける
をクリックする。 - Macのパスワードを入力する。
- ゴミ箱を空にする。
/System/Library
や/Library
、/usr
の中を検索してもAvira・aviraを含むファイル名は見つからなかったので、これでアンインストールはできたと判断します。
過去に使っていた製品(名前は忘れました)には/System/Library/LaunchDaemons
にファイルを置きっぱなしにしていたものがありましたので、Avira
はとても行儀の良いソフトだなと思いました。仕事の都合でウィルス対策ソフトが必要になった際には、またお世話になるつもりです。